久保優太が無念のTKO負け「不完全燃焼」RIZIN福岡大会で見えた課題と今後
福岡で開催された『RIZIN LANDMARK 13』で、久保優太選手がフェザー級タイトルマッチに挑みましたが、王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフに1ラウンドTKO負けという結果となりました。試合後に語った「不完全燃焼」という言葉が、多くのファンの印象に残っています。私自身も試合内容を見て、「もう少し見たかった」という気持ちが強く残る一戦でした。本記事では試合の振り返りと、久保選手のコメントから見える課題や今後について整理します。
タイトルマッチは1ラウンドTKO決着
2026年4月12日にマリンメッセ福岡で行われた今大会は、観客1万4817人を動員。注目のフェザー級タイトルマッチで、久保優太選手は王者シェイドゥラエフ選手に挑戦しました。
試合は序盤、久保選手が得意の打撃で距離をコントロールする展開。しかし、王者はプレッシャーをかけ続け、ケージ際に追い込むとタックルから上のポジションを奪取。そのまま強烈なパウンドを連打し、レフェリーストップとなりました。
流れとしては前回対戦を思い出すような展開で、「やはり強い」と感じさせる内容だったのが正直な印象です。
久保優太「やりたいことをやれなかった」
試合後、久保選手は「やりたいことをやれずに終わってしまった」と率直な思いを語りました。
今回の作戦は、相手のタックルと打撃の二択を外しながら戦うこと。途中までは機能していたものの、膝を狙ったタイミングで距離が詰まりすぎたことが大きな分岐点になったようです。
さらに「2ラウンド目からが勝負だった」と語っていることからも、プランを出し切る前に試合が終わってしまった悔しさが伝わってきます。
ダメージは少ないが「不完全燃焼」の理由
興味深いのは、久保選手が「ダメージは全くない」と語っている点です。
前回の対戦では大きなダメージを受けたものの、今回は体のダメージよりも「何もできなかった」という感覚の方が強かった様子。これが「不完全燃焼」という言葉につながっています。
実際、試合を見ていても「もう少し展開があれば…」と感じた人は多かったのではないでしょうか。
王者の強さは“コントロール力”にあり
今回の敗因について久保選手は、「ポジションをキープされてコントロールされたこと」と分析しています。
シェイドゥラエフ選手は、正面では打撃、背中を見せればバックチョークといった形で逃げ道を完全に封じる戦い方を徹底。細かい攻防の一つひとつで上回っていた印象です。
個人的にも、「力強さ」だけでなく「完成度の高さ」を感じる試合内容だったと思います。
今後は再起へ「また登り直す」決意
試合後、久保選手は「今は次のイメージが湧かない」としながらも、「また階段をゼロから登っていく」と再起への意欲を見せています。
さらに「できるのであれば3度目の対戦もしたい」と語っており、王者へのリベンジの思いは消えていません。
この悔しさがあるからこそ、次の試合でどんな姿を見せてくれるのか期待したくなります。
まとめ
久保優太選手にとって今回の試合は、結果以上に「悔しさ」が残る一戦となりました。
しかし、その悔しさこそが次への原動力になるはずです。再びタイトル戦線に戻り、リベンジを果たす日が来るのか――今後の動向から目が離せません。